米国特許商標庁(USPTO) 特許期間調整(PTA)計算ソフトにコーディングエラーが発生している可能性を公表 | 協和特許法律事務所

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米国特許商標庁(USPTO) 特許期間調整(PTA)計算ソフトにコーディングエラーが発生している可能性を公表

カテゴリ: IPニュース 公開日:2024年10月06日(日)

 米国特許商標庁(USPTO)は、特許期間調整(PTA(Patent Term Adjustment))の計算にエラーが発生している可能性があることを公表しました。このエラーは、2024年3月19日~2024年7月30日の間に発行された一部の特許に影響している可能性があります。
 35 U.S.C. 154(b)(1)(A)に基づく遅延(「A」遅延)および35 U.S.C. 154(b)(2)(A)に基づく重複期間(「Overlap」)の計算に誤りがあった可能性があります。
 USPTOは、2024年3月19日から2024年7月30日までに発行された特許の約1%がこのエラー影響を受けていると推測しています。
 PTA の再審査を申請する理由が、「A」遅延と「Overlap」の計算エラーである場合、再審査の申請手数料は、特許が付与された日から 7 ヶ月以内であれば不要となります。
 
 以下、USPTOの通知もご参照ください。
 https://www.uspto.gov/sites/default/files/documents/og-pta-software-error.pdf

 

パートナー・弁理士 赤岡 明

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